黄金と四聖獣



その言葉を聞いた麒麟様は、しばらくこちらを


見つめてから、ゆっくりと立ち上がった。




「それだけ決心が揺らがないのなら、一緒に行こう。これからよろしく頼む、フィアネ」



私の目の前に手を差し出して、麒麟様は


そう言う。





私は迷わずにその手を取った。





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