黄金と四聖獣



その日、城に帰ると、自分の部屋で


恐る恐る鏡を見た。




しかし、自分の目は左右で色が違ったりなど


しておらず、二つとも水色の普通の人の目に


見えた。



だが、人目に左目を晒すのが怖くなり


私は前髪を伸ばして左目を隠した。





それから数日後、私の専属の従者が決まった。



それが、エーラとの出会いだった。




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