この気持ちの名は…?
「俺のせい…?」

「ん?」

「俺の看病で疲れたんかな?って…」


「あはは(笑)
珍しいね?そんなに落ち込んで」





うっせー。と照れ隠しなのか頭をかく蓮生。






「運んでくれてありがと、蓮生」

「おう…って」

「ん?何?」


「ご飯作ろうと思ったけどさ。
冷蔵庫に何も無かった」


「買いに行かないと!って思ってたの」





そう言うと蓮生は私を見つめた。
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