この気持ちの名は…?
***





目の前には蓮生がいる。

そんな目の前にいる蓮生はスーツを着ている。


何だか…不思議な光景。




制服じゃなくて
ちゃんとスーツを着こなしている。






「スーツ…似合ってんね」


私は何となく彼にそう言った。






「そーか?…まぁ、さんきゅ」



照れているのか、俯きながらそう答えた。
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