この気持ちの名は…?
***





まだ帰る人が少ないこの時間。

静かなロビーには私のヒールの音が大きく聞こえた。






少し薄暗くなった街にはライトが灯る。

そんな光が私の隣を歩く彼を照らす。




光に照らされている彼の横顔は綺麗で。


それは、もう…
見惚れてしまうほど。
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