君が罪なら俺は罰を受け入れる
俺が不安に思ってること。
俺が心配してること、いつだって彩華は気がついては先回りをして俺を負のループを断ち切ってくれる。
その時、俺、すっげー思う。
『俺も彩華と家族になれたこと、彩華と家族を作っていけること、マジで嬉しい。
それに、彩華にはいっぱい幸せをもらってる。
ありがとうな、俺なんかと結婚してくれて、好きになってくれて………』
いつの間にか、彩華が俺の心の支えになってる。
いつの間にか、俺を幸せにしてくれるのは彩華で。
いつの間にか、彩華を幸せにしてやりたいと思う自分がいて。
いつの間にか、彩華のことを本気で愛してる自分がいる。
『それを言うなら、私の方だよ。
英ちゃん、今までも、今も、これからも、ずっとずっと英ちゃんのことが大好きだよ』
彩華の言葉に、彩華に触れたくなって。
そっと彩華の顔に自分の顔を近づけていくー………