本が大好きなんです。
自分がすごく変なことを口走っている事は分かった。

でも、なんだか彼に伝えたかった。

今伝えなきゃって思ったんだ。

でも、いきなりで変な奴って思われたかな…

そう思って彼を見ると、彼はしっかりこっちを見ていてくれた。

「嬉しいです。僕の一方的じゃなかった。図書館だけじゃなくてもっと貴方と喋りたいです…なんて」

「私もです!! まずは…名前、聞いてもいいですか?」

本が大好きだったからこそ出会えた彼。

「もちろんです」

私は本がより一層好きになった。

だって…
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