永遠の奇跡 ~生まれ変わっても君が好き~


お兄ちゃんと、遅いね、と話してると、

家の電話がいきなり鳴り響いた、

お兄ちゃんは、口元を手で覆うと、

目を見開いて、私にここで待っててというと、

電話に出た。


ずっと、はい。としか言わないお兄ちゃん、


最後は、

はい。わかりました、すぐ行きます。

といって、電話を切ったお兄ちゃんは、

その場に崩れ落ちた。



< 320 / 406 >

この作品をシェア

pagetop