永遠の奇跡 ~生まれ変わっても君が好き~
しばらくすると、私は、落ち着きを取り戻していて、目元に、
凍ったタオルを置いておいた。
そのままあやさんと話す。
「あやさん。」
「んー?」
「蓮に、私が記憶戻ったって言っていいんでしょうか、蓮にとってそれは、嬉しいことなのかな、」
凍ったタオルをぎゅっと握り締める。
すると、あやさんは、
ペンサ何かを置いたのか、
コツンっと音がした。
しばらくすると、優しくて透き通る、大好きなあやさんの声。
「それは、莉奈ちゃん次第じゃないかな
けど、これだけは、言える、
莉奈ちゃんの記憶が戻ったって聞いたら、蓮は、何より喜ぶと思うわ。
蓮は、すごく莉奈ちゃんのこと大好きだから。
ただ、弱い自分に勝つか、弱い自分に負けるか、
それは、莉奈ちゃん、あなた次第よ。」