永遠の奇跡 ~生まれ変わっても君が好き~

ゆっくりと走り始めた自転車は、
だんだんとスピードが上がっていって、

心地よい風が、わたしと蓮を包み込む。

無意識に蓮に回した腕。

蓮は、

「ん?」
とわたしの方を振り向いて、笑顔を向けた。

「蓮!前!前!」

思わずいうと、蓮は、吹き出し、

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