永遠の奇跡 ~生まれ変わっても君が好き~


学校に着くと、

私の腕を支えながら、
階段を上ってくれたり、とか、

些細なことで、気にかけてくれてるのがわかった。

その優しさが嬉しくて、

「ありがとう。蓮。」

と笑って言うと、蓮は、
微笑み返してくれた。

けど、

わたしは、気づいてた。

周りの先輩や、同い年の子からの、

冷たい視線に。


でも、怖くなんかなかった。

だって、私には、

柚月も、蓮もいる。

< 43 / 406 >

この作品をシェア

pagetop