永遠の奇跡 ~生まれ変わっても君が好き~
学校に着くと、
私の腕を支えながら、
階段を上ってくれたり、とか、
些細なことで、気にかけてくれてるのがわかった。
その優しさが嬉しくて、
「ありがとう。蓮。」
と笑って言うと、蓮は、
微笑み返してくれた。
けど、
わたしは、気づいてた。
周りの先輩や、同い年の子からの、
冷たい視線に。
でも、怖くなんかなかった。
だって、私には、
柚月も、蓮もいる。
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