いつかまた逢える日まで
「知らないよー?」

どこいったんだろう

「私、探してくる」

私は思い当たるところを探しに行った
でもこの学校広いからなぁー
まずは外から探してこうかな…

するといつの間にか校門の所まで来てしまった
あらためて桜の木が多いなー
来年の桜楽しみだなって気が早いね
てか、リョーどこにいるの~?

ゴホゴホ…ゴホ ひどい咳・・・まさか!
咳が聞こえる方へ行くとやっぱりそこにはリョーがいた

「リョー?」

リョーは私の声に気づくと何かをしまった

「ゆ、ゆうり。どうした?」

どうしたじゃないよ〜

「みんな探してるよ。行こ?」
リョーが頷いた
悠莉は手を差し出した。
リョーはその手を掴み立ち上がった
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