もう一度、恋をしてもいいですか?
その知らせを聞いて
華枝と大地も
すぐに駆けつけてくれ、
二人の助けを借りながら、
通夜・葬儀までを
真知が一人で取り仕切った。
華枝と大地は、
そんな真知の姿を見て
真知の結婚生活がすでに
破綻していることを
感じとっていた。
『あの場所から救い出さなきゃ、
真知が壊れてちゃう・・』
という華枝の強い思いに
大地も賛同し、
この頃から、真知とこまめに
連絡を取るようにしていた。
真知自身も気がついていた。
夫は自分に無関心、
姑は孫を持つことへの依存。
そんなある日、
真知は姑から衝撃的な一言を
つきつけられた。