もう一度、恋をしてもいいですか?
桜介も今までとは
全く比べ物にならないくらいの
強烈な感覚に襲われ
それを噛み締めながら
真知の様子を感じ取る。
そして真知の体の至る所に
自分の印を付けていく。
首筋、胸元、腕・・・
真知の白い肌に
次々と赤い花が咲く。
桜介は、こんなにも
満たされた気持ちの中で
体中から湧き上がる想いを
表現したのは初めてだった。
お互いに高揚し、
桜介も抑えきれず
真知に懇願。
真知は何の迷いもなく
それを全て受け止めた。
2人はそのまま体を離さず、
寄り添ったまま眠りについた。