もう一度、恋をしてもいいですか?


気が付くと時間は
お昼前になっていた。

真知は微睡みの中


「ありがとう、桜介。
わたし、いますっごく幸せ」

と笑顔で呟いた。

その言葉を聞き桜介も
真知の頭を撫でながら

「大丈夫、真知。
俺は、絶対に逃げない。

何があっても一緒に乗り越えて
幸せになろう」

と伝えた。


「でもね・・さすがにいま
ちょっと体に違和感が・・」と

真知が恥ずかしそうに言うと


「ごめん・・。
優しくする、なんて言って
俺、全然余裕なかったわ・・」と

笑った。





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