もう一度、恋をしてもいいですか?

奈津子もそんな桜介の態度に
少し怯えながら・・・

「ごめんなさい。
わたしはあなたを
困らせたかっただけなの。

あの時、あなたのことが
本当に好きだった。
ずっと一緒にいてくれると思ってた。

でもあなたは違ったわよね?
遊びだったのよね?

その証拠に
あれからすぐにイタリアへ
旅立ってしまったんだもん」と。


桜介にも非があったのは
間違いない。

昔の自分が過ちを反省し
謝罪した。

「洋介には
わたしからちゃんと説明するから…
いままで、迷惑かけてごめんなさい…」

といい

奈津子と洋介は、桜介に別れを告げた。
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