もう一度、恋をしてもいいですか?

「桜介??大丈夫??
初日で疲れた?

俺、もうじき
上がらなきゃいけないから
あと任せたいんだけど??」


「あっ、ああ・・・うん
わかった。えっと・・・・
あっ・・・レジの締め方だけ
教えといてくれる・・?」

と動揺を隠しきれない表情で言葉を
発すると


大地から

「そうだ!桜介、形だけでも歓迎会
やりたいから、あとでウチに来いよ。
俺が夕飯担当なんだわ。華枝にも
言ってあるから一緒にメシでも食おう」


と言い桜介に言い店内に戻る。

ん?仲川家にお邪魔するってことは・・・

さっきの女性も一緒なのか?


と淡い期待を胸に閉店まで
そわそわしながら、働いていた。

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