もう一度、恋をしてもいいですか?
それを聞いて、桜介は
「もちろん殴られる覚悟で
ここに来ました。
真知さんとの結婚を許しては
いただけないでしょうか?」
と
椅子から腰を下ろして
土下座をした。
その姿を見て愛子は
「もう2度と
真知の手を離さないでね。約束よ。」
といい頭を上げてと促した。
おじちゃんも
「真知、ほんとにいいのか?
こんな奴で。
真知が選んだならしかたねーな・・」
と認めてくれた。
そして愛子が
「真知もすぐに東京へ戻るの?」
と聞くと
真知は首を横に振って
「ううん。できればこのまま
ここで出産したいんだけど・・
だめかな?」と。
桜介は今すぐにでも
連れて帰りたかったが
真知の願いを聞き入れた。
おじちゃんはその言葉を聞いて
嬉しくなり
「真知、
いつまでいてもいいんだぞ~~!!
いや~これから、楽しみだな!!」と
意気揚々とした表情になった。