もう一度、恋をしてもいいですか?
一緒に・・・歩いて行こう
・
8月・・北海道富良野。
丘一面に広がるひまわり畑。
華代と大地は正装していても
キャッキャ、キャッキャと走り回る。
おじちゃんと愛子も双子の孫を
追いかけながら
「わたしたち、もっと体力、
つけないとダメね・・お父さん」と
すでにヘトヘトな
おじちゃんと愛子。
桜介の登場により
自動的に真知に振られ、
さらに
二人の挙式の神父役を
おじちゃんに頼まれて
一生懸命セリフを覚えてる健太、
「わたし、初めての北海道なの!!
いいのかしら、わたしたちまで
お呼ばれしちゃって~」と柴田。
「ほんと!招待してくれた
真知さんに感謝しなきゃ~
それにしてもあの桜介さんを
メロメロにさせちゃうなんて、
真知さん、さすがだよね!!
わたし、嬉しい!!!
早く真知さんに逢いたいな・・・
楽しみ!」と綾。
グレーを基調とした
燕尾服姿の桜介と
そのとなりにはスーツ姿の大地。
「良かったな・・桜介。
一時はどうなるかと思ったけど、
俺もようやく安心したわ。
幸せになるんだぞ」と大地。
「ありがとう、お前には
いままでさんざん迷惑かけたな。
これからも・・真知共々よろしくな」
と言った。