もう一度、恋をしてもいいですか?

大地も帰宅し、
そろそろお店に戻ろうとした
真知は


「大地さん、
わたし、
そろそろお店に戻りますねー」
と声をかけ、玄関に向かうと


キッチンにいた大地から

「あっ、待って!待って!
真知ちゃん!

今日、これから、ウチの店の新入りと
ちょっとした歓迎会やるんだけど、
仕事が終わったら上がってこない?」と。


真知は突然のお誘いと
自分の立場を弁えて少し戸惑い



「えっと…わたし、部外者だし、
大地さん、ごめんなさい。
また誘ってください」


丁重にお断りしながら
ドアノブに手をかけたとき・・・


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