もう一度、恋をしてもいいですか?

4人は席につき、
食事を始めた。

華枝と大輔は
ハンバーグを口に頬張りながら
今日、保育園であった出来事を
2人で思い出しながら話していた。


桜介と大地は
少しお酒を飲みながら


大地が切り出した。

「おまえにしちゃ、
かなり珍しいな~~。
いや、初めてじゃないか?
まだ何もしてないんだよな?

告白の返事も
貰えてないのか?」と

聞くと

「うん・・。
告白の返事、もらってない。

むしろ、
いま真知と一緒にいる毎日が
すごく楽しくて、嬉しくて
返事をもらうのが正直、怖い。

返事をもらったら、
いまの関係が壊れるんじゃないかと
思うと怖いんだよ・・」

と桜介が言うと

「お前は女子高生か!?」

と大笑いされながら突っ込まれ

「純情と言ってくれ!!」
と桜介はふてくされた。

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