私の恋は、期限つき

２

いつも通り、歩きで家まで帰る。

電車に乗るとひと駅くらいの区間だ。


私は、一人暮らしなんだが、まず近所にあるお祖母ちゃんの家にほぼ毎日帰る。


お祖母ちゃんの家から私の家は、隣同士だ。
そんな近所でなぜに一人暮らしなのかというと、自立した生活の一般的な金銭感覚を養うためだ。

自分の給料でどのくらいで生活できるかなんて、お洒落なんかしてると、一人暮らしって大変だなと実感している。

お祖母ちゃんも、一人暮らしなので、夕食を一緒してお風呂までいただいてから家に帰る毎日だ。

お祖母ちゃんには、お母さんしか子どもがいなかったので、孫も私だけだ。


就職をしてから、近所に住むようになったのだが、お祖母ちゃんに料理など教わって、お祖母ちゃんのおかげですごく女子力アップになっていると思う。


いろんなことを教わって、とても楽しい毎日を過ごしている。


ここにくるまで、料理や洗濯を自分でするなんてことなかったから、とても新鮮だ。

< 12 / 138 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop