私の恋は、期限つき
「…いつ来るとか言ってた?」


「それなんだけど…
明日、凛の会社に一緒に居てほしいと言われたんだよね。」


私の会社ってことは、私が顧問を勤めているITコンサルティング会社ってことだろう。


そんな連絡うけてないぞ!
いや、ケイトのことだから会社には、連絡してあるだろう。


そして、私への連絡も自分がするからと言ったに違いない。

サプライズてきなことが好きな男だから、いきなり来てビックリさせるつもりだったのだろう。


まったく、頭が痛い。



なにがしたいんだ?



「わかった。じゃ明日一緒に出勤しよう。朝7時だよ。」


「えっ!なんでそんなに早いんだよ?」


「うるさいな~、私は、いつもその時間で出勤してるんだよ。文句ある?」



まだブツブツ言っているが、渋々承知したようだ。


まあ、早いといえば早い。
週末しか出社しないから、やることがそこそこあるのだ。


普段も夜、決済とかの判断をしているが、それだけじゃ片付かない仕事もある。

こんなだから、出会いが難しいのか?


普通のOLと違うと自覚あるし、残業があるような大企業じゃ、兼業は、許されないからな。


それに、恋愛できても結婚までとなると…




う~ん~


とにかく、私は、恋愛したいのだ!
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