私の恋は、期限つき

３

月曜日の朝だというのに、週末にいろいろとありすぎて疲れてしまった。

｢凛ちゃん、朝から疲れた顔してどうしたの？｣


やっぱり、疲れた顔してるんだ。
美香さんからそう言われる。

｢いろいろとありまして…｣

｢もう、若いんだからもっとシャキっとしなさいよ。｣

美香さんは、元気いっぱいに私の背中をたたいてくる。


美香さん、何げに痛いです。




週末にあったこと相談したいけど、どう説明しよう。

この会社で、私の会社のことは、隠している。


そんな私がパーティーに出てたなんてどうにも説明しずらい。
しかも、そこで新川さんに会っちゃったんだよな。


代理だって言ってた。


ってこては、あのパーティーに参加できる会社関係ってことだよな。

溶け込んでたよな～


それに、土曜日に食事に行く約束をしちゃったんだよね。


それを思い出したら、顔がにやけてしまった。


｢やだぁ～、難しい顔をしてたと思ったら、ニヤついてるし、なんかあったんでしょう？｣


美香さんに突っ込まれる。


どうも、一人で百面相をしていたようだ。


恥ずかしい。
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