私の恋は、期限つき
4
お付き合いを決めて、週始めの月曜日。
出勤した美香さんから、「なんかよいことあった?デートがうまくいったのかな?」なんて聞かれてしまった。
私って顔に出やすいのかしら?
そう思いながら仕事をする。
そろそろ年度決算も近いからあまり無駄口たたきながらじゃ、仕事してられない。
一段落つくまで何日かそんな状態になる。
いつもの緩い事務所の雰囲気がこの時期だけは、違うものになる。
だから、無駄口をたたくのは、ランチタイムだけになる。
「もう、仕事しながらも顔が緩んでたよ。」
美香さんにそう言われて、咳き込んでしまう。
「えっ?そんな…」
「で?どうだったの?」
美香さんには、大我さんとデートすることを伝えてあるから、どうなったのかと聞かれているのだ。
「どうって…」
なんて説明すればよいのか、うまく言葉が出てこない。
「まぁ、そんな顔をしてるってことは、うまくいったってことよね。お付き合いすることになったのかな?キスくらいした?」
いきなりキスとか言われて、顔を赤らめてしまう。
「あらら~、図星だったのかしら?新川さんて、草食系に見えて、肉食系だったのかしら?」
美香さんの突っ込みにあわてて言う。
「い、いいえ、キスしてません。」
頬には、されましたけどと、心の中でつぶやいてる。
「えっ!でもデートは、うまくいったんでしょ?」
私は、頷いたあと
「お付き合いすることになりました。」
「そっか~、だけどキスしなかったんだ。
ずいぶん紳士的だったのね。いまどき、中学生でも付き合うって決めたら、キスするって聞くけどね。」
ええぇ~っ!
そうなのか?
出勤した美香さんから、「なんかよいことあった?デートがうまくいったのかな?」なんて聞かれてしまった。
私って顔に出やすいのかしら?
そう思いながら仕事をする。
そろそろ年度決算も近いからあまり無駄口たたきながらじゃ、仕事してられない。
一段落つくまで何日かそんな状態になる。
いつもの緩い事務所の雰囲気がこの時期だけは、違うものになる。
だから、無駄口をたたくのは、ランチタイムだけになる。
「もう、仕事しながらも顔が緩んでたよ。」
美香さんにそう言われて、咳き込んでしまう。
「えっ?そんな…」
「で?どうだったの?」
美香さんには、大我さんとデートすることを伝えてあるから、どうなったのかと聞かれているのだ。
「どうって…」
なんて説明すればよいのか、うまく言葉が出てこない。
「まぁ、そんな顔をしてるってことは、うまくいったってことよね。お付き合いすることになったのかな?キスくらいした?」
いきなりキスとか言われて、顔を赤らめてしまう。
「あらら~、図星だったのかしら?新川さんて、草食系に見えて、肉食系だったのかしら?」
美香さんの突っ込みにあわてて言う。
「い、いいえ、キスしてません。」
頬には、されましたけどと、心の中でつぶやいてる。
「えっ!でもデートは、うまくいったんでしょ?」
私は、頷いたあと
「お付き合いすることになりました。」
「そっか~、だけどキスしなかったんだ。
ずいぶん紳士的だったのね。いまどき、中学生でも付き合うって決めたら、キスするって聞くけどね。」
ええぇ~っ!
そうなのか?