私の恋は、期限つき
「凜ちゃんは、彼氏のとこに着物見せに行ったりしないの?」
お祖母ちゃんに言われた。
「……」
ホントなら、ご両親に挨拶とかだったんだろうけど…
プロポーズの返事を待っていてもらってるのに、行ったりできないよ。
一応、明日会う約束してるんだけど…
「あら、会わないの?」
お母さんにも聞かれる。
「明日、約束してる。」
「そうなのね。じゃ、お着物でしたくしましょうね。」
お母さんは、ウキウキしてとても嬉しそうだ。
「そうか、楽しんでこいよ。」
お父さんもこんなこと言っちゃって、お付き合いに反対しないってのは、本当なんだ。
だけど…
プロポーズの返事、どうしたらよいんだ?
スミスってことを言わないで理由つけないと…
大我さんに会えるのは、嬉しいんだけど、反面、気が重い。
はぁ~
ついため息が漏れちゃう。
「凜、幸せなときだろうに、なにをため息なんて吐いてるんだ?」
そんなのスミスのせいじゃないか~
と、怒鳴ってやりたいとこだけど、言ったとこでなにも変わらないんだから、ぐっと堪える。
みんなどうやって、いろんな気持ちを乗り越えたんだろう?
お付き合いできて、だんだんと知って、改めて好きになって、プロポーズされたまでは、順調なほど順調だったのにな~
それを素直によろこべないなんて、訳ありすぎでしょう~
心の中で盛大に呟く。
お祖母ちゃんに言われた。
「……」
ホントなら、ご両親に挨拶とかだったんだろうけど…
プロポーズの返事を待っていてもらってるのに、行ったりできないよ。
一応、明日会う約束してるんだけど…
「あら、会わないの?」
お母さんにも聞かれる。
「明日、約束してる。」
「そうなのね。じゃ、お着物でしたくしましょうね。」
お母さんは、ウキウキしてとても嬉しそうだ。
「そうか、楽しんでこいよ。」
お父さんもこんなこと言っちゃって、お付き合いに反対しないってのは、本当なんだ。
だけど…
プロポーズの返事、どうしたらよいんだ?
スミスってことを言わないで理由つけないと…
大我さんに会えるのは、嬉しいんだけど、反面、気が重い。
はぁ~
ついため息が漏れちゃう。
「凜、幸せなときだろうに、なにをため息なんて吐いてるんだ?」
そんなのスミスのせいじゃないか~
と、怒鳴ってやりたいとこだけど、言ったとこでなにも変わらないんだから、ぐっと堪える。
みんなどうやって、いろんな気持ちを乗り越えたんだろう?
お付き合いできて、だんだんと知って、改めて好きになって、プロポーズされたまでは、順調なほど順調だったのにな~
それを素直によろこべないなんて、訳ありすぎでしょう~
心の中で盛大に呟く。