私の恋は、期限つき
6
元旦は、家族で過ごして翌日。
私は、また着物を着付けてもらって、大我さんのことを待った。
お家のインターホンが鳴ったから、大我さんかと思って玄関を開く。
そこに立っていたのは、大我さんでなく俊司だった。
「俊司?」
「よっ、あけおめ。」
「あっ、明けましておめでとう。」
「お邪魔するよ。」
「えっ?ちょっ、なんで?」
「なんでって、今日アメリカに行くんだよ。ケイトさんにここにくるように言われたんだ。」
「へっ?今日?」
俊司は、荷物を持ってそのまま家の中に入っていった。
今日って、お父さんが帰るって…
一緒に行くってこと?
そう思いながら、立ち尽くしてたら、大我さんがやってきた。
「凜さん。」
名前を呼ばれて我にかえる。
「あ、大我さん。明けましておめでとうございます。」
「明けましておめでとう。今年もよろしく。
お家の人にも挨拶してよい?」
「ふぇっ?あ、だ…ダメです。」
家には、お父さんがいる。
会ったら、スミスだってバレちゃう。
誤魔化そうとして、変な声で変な返事になってしまう。
「えっ?どうしてですか?」
「あっ、あの…来客中なので…」
「そうなんですね。では、あらためて。凜さんは、お出かけの準備よろしいんですか?」
「はい、大丈夫です。」
そう言って、大我さんとお出かけした。
はぁ、うまく誤魔化せたみたいでよかった。
私は、また着物を着付けてもらって、大我さんのことを待った。
お家のインターホンが鳴ったから、大我さんかと思って玄関を開く。
そこに立っていたのは、大我さんでなく俊司だった。
「俊司?」
「よっ、あけおめ。」
「あっ、明けましておめでとう。」
「お邪魔するよ。」
「えっ?ちょっ、なんで?」
「なんでって、今日アメリカに行くんだよ。ケイトさんにここにくるように言われたんだ。」
「へっ?今日?」
俊司は、荷物を持ってそのまま家の中に入っていった。
今日って、お父さんが帰るって…
一緒に行くってこと?
そう思いながら、立ち尽くしてたら、大我さんがやってきた。
「凜さん。」
名前を呼ばれて我にかえる。
「あ、大我さん。明けましておめでとうございます。」
「明けましておめでとう。今年もよろしく。
お家の人にも挨拶してよい?」
「ふぇっ?あ、だ…ダメです。」
家には、お父さんがいる。
会ったら、スミスだってバレちゃう。
誤魔化そうとして、変な声で変な返事になってしまう。
「えっ?どうしてですか?」
「あっ、あの…来客中なので…」
「そうなんですね。では、あらためて。凜さんは、お出かけの準備よろしいんですか?」
「はい、大丈夫です。」
そう言って、大我さんとお出かけした。
はぁ、うまく誤魔化せたみたいでよかった。