V DRIVE
次章
「きゃはははは。」
「ちょっと待ってよ~」
俺はある村に着いた。
子供たちが無邪気にあそんでいる。
俺の村を思い出す。

子供たちが話掛けてくる。

「お兄ちゃん、旅人~?」
「どうしたの~顔が暗いよ~?」

「暗いか~、んなことないぞー」
と、いいながら俺の両親の師匠であるスパイア爺さんを探す。

スパイア爺さん、通称スパ爺、両親の師匠であると同時にこの世の4大ドライバーと言われるお方。
俺は小さい頃この爺さんに可愛がってもらったんだ。

今度は俺が鍛えてもらうためにこの村に来た。

村の人に話を聞いて、スパ爺の家へ。

「坊、ひさしぶりやな」
「坊っていうなや、もういい年だっつーの」
「その辺がまだまだ坊やな。」
「なんや、いまさら何しに来たんや?」
「お、俺を1から鍛えてくれねーか?」
「1からのー、お前が小さい頃に言ったはずや、お前は天才ってな。天才に教えることはなんもないよ。」
「俺は天才じゃない、天才、天才言われてたけども、いざというときになんもできねーんだよ。だから、また、大切な人をなくしてしまった。どーしたらいいのかわからねんだよ。ほんと自分が情けねえ。」
「ふむ、坊もいろいろと経験したんやな。しかもとてつもない経験を。」
「しかし、あれはどうしようもなかった、坊が天才だとしてもな…それ以上の天才もいるということやな」
「知ってんのか!?」
「あたりまえやろ、4大ドライバーなめんなよ。」










< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop