カ・ン・シ・カメラ
アプリ
叶さんに商品を注文してもらって3日が経っていた。
授業を終えたあたしは速足に家へと向かう。
部活もバイトもしていないあたしは、この時間をフル活用して颯の隠し撮りをしているのだ。
それなのに、今日はカメラを持って来るのを忘れてしまったのだ。
自分のドジさ加減にうんざりしながら玄関を開ける。
その時だった。
玄関先に宅配便の荷物が1つ置かれていた。
その荷物にはあたし宛ての名前が書かれていて、通販サイトの名前も入っている。
「あ!!」
その瞬間に、カメラの事なんてどうでもよくなってしまった。
あたしは荷物を抱え、階段を駆け上がる。
バンッ!
と自室のドアを勢いよく閉めて、ベッドに座った。
「届いた……」
そう呟き、ダンボールに張られているガムテープを力づくで取る。
授業を終えたあたしは速足に家へと向かう。
部活もバイトもしていないあたしは、この時間をフル活用して颯の隠し撮りをしているのだ。
それなのに、今日はカメラを持って来るのを忘れてしまったのだ。
自分のドジさ加減にうんざりしながら玄関を開ける。
その時だった。
玄関先に宅配便の荷物が1つ置かれていた。
その荷物にはあたし宛ての名前が書かれていて、通販サイトの名前も入っている。
「あ!!」
その瞬間に、カメラの事なんてどうでもよくなってしまった。
あたしは荷物を抱え、階段を駆け上がる。
バンッ!
と自室のドアを勢いよく閉めて、ベッドに座った。
「届いた……」
そう呟き、ダンボールに張られているガムテープを力づくで取る。