カ・ン・シ・カメラ
やめられない
結局、クローゼットの中に死体があるのかは、わからないままだった。
だけど、颯はクローゼットの中を確認した。
なんのために確認したのか?
そんなの、考えなくてもわかる。
死体がちゃんとそこにあるかどうか、確認したのだ。
夕飯を終えて自室に戻ったあたしは、自分のベッドに横になった。
そしてすぐにスマホのアプリを起動する。
昨日あんなものを見たばかりなのに、監視カメラを確認することに抵抗はなかった。
カメラが起動すると、すぐに颯の部屋を映し出す。
ついさっきまで一緒にいた部屋に、思わず頬が緩んだ。
颯はベッドに寝転がり、漫画本を顔の上に置いたまま眠ってしまっている。
「もう、だらしないんだから」
そう呟き、クスッと笑う。
でも、こんなふうに漫画を読みながら寝てしまうということは、颯は本当に自分の進路を何も考えていないということだ。
だけど、颯はクローゼットの中を確認した。
なんのために確認したのか?
そんなの、考えなくてもわかる。
死体がちゃんとそこにあるかどうか、確認したのだ。
夕飯を終えて自室に戻ったあたしは、自分のベッドに横になった。
そしてすぐにスマホのアプリを起動する。
昨日あんなものを見たばかりなのに、監視カメラを確認することに抵抗はなかった。
カメラが起動すると、すぐに颯の部屋を映し出す。
ついさっきまで一緒にいた部屋に、思わず頬が緩んだ。
颯はベッドに寝転がり、漫画本を顔の上に置いたまま眠ってしまっている。
「もう、だらしないんだから」
そう呟き、クスッと笑う。
でも、こんなふうに漫画を読みながら寝てしまうということは、颯は本当に自分の進路を何も考えていないということだ。