カ・ン・シ・カメラ
☆☆☆
翌日。
あたしは学校へ登校するとカバンを机に投げ出し、すぐに教室を出た。
速足で階段を上がり、颯のいる教室へと急ぐ。
息を切らして教室の前で立ち止まり、「颯、いる!?」と、ドアの前から声をかける。
あたしの声に数人の生徒が振り向き、「天満なら、さっきトイレに行ったよ」と、男子生徒が返事をくれた。
あたしはその先輩にお礼を言い、3年生のトイレの前に立った。
そして少し待っていると、颯が1人でトイレから出て来た。
「純白!?」
颯はすぐにあたしを見つけて、目を丸くしている。
「えへへ。おはよう颯」
「こんなところで、どうしたんだよ」
「これからは求刑時間もずっと颯と一緒にいたいなって思って」
「休憩時間も?」
驚き、更に目を丸くする颯。
「うん。いいでしょう?」
小首を傾げてそう聞く。
翌日。
あたしは学校へ登校するとカバンを机に投げ出し、すぐに教室を出た。
速足で階段を上がり、颯のいる教室へと急ぐ。
息を切らして教室の前で立ち止まり、「颯、いる!?」と、ドアの前から声をかける。
あたしの声に数人の生徒が振り向き、「天満なら、さっきトイレに行ったよ」と、男子生徒が返事をくれた。
あたしはその先輩にお礼を言い、3年生のトイレの前に立った。
そして少し待っていると、颯が1人でトイレから出て来た。
「純白!?」
颯はすぐにあたしを見つけて、目を丸くしている。
「えへへ。おはよう颯」
「こんなところで、どうしたんだよ」
「これからは求刑時間もずっと颯と一緒にいたいなって思って」
「休憩時間も?」
驚き、更に目を丸くする颯。
「うん。いいでしょう?」
小首を傾げてそう聞く。