…… の、 定義

その後、トモキも合流して
マナブのバーへ飲みに行くのですが。

いつもより早く酔いの回ったユキが、
どうして相手がハルだったのかと
リュウトを問い詰める。

ずっと好きだと言い続けてきた
ハルの気持ちを受け止めた。
ただそれだけの理由でリュウトがハルを
選んだのなら、自分にもそのチャンスが
あったのではないか？

告白もせずにあきらめたことを
今更後悔しても遅いとわかっているのに、
ハルが生まれる前からリュウトが好きだった
ユキとしては割り切れません。

リュウトがハルを選んだことに
ショックを受けたユキは、
酔いも手伝いやけを起こして
18も歳下のハルに先を越されるのは
悔しいからと言うだけの理由で
彼氏と結婚すると言い出します。

それを聞いてしまったアキラは
気が気ではありません。

もっとよく考えろとアキラが言っても、
自分が誰と結婚しようが関係ないと
ユキは言うのですが。

関係なくないんだよね、アキラには。

ユキが本当に好きな人と結婚して
幸せになるならまだしも…
よりによってそんな理由で？と
慌てるのも無理はありません。

だってアキラはユキが好きなんだから。

何も知らないって罪なことですね。