…… の、 定義
アキラに友達をやめると言われてから、
ユキの意識が少しずつ変わりますね。

アキラの突然の告白に戸惑いながらも、
離れてみて初めて、アキラが一緒にいるのが
当たり前になってたと気付くとか。

もう以前のようには一緒にいられないと思うと寂しくなっちゃうとか。


それからトモキとアユミの登場で、
ユキはアキラがそばにいたことの意味を考え、
アキラはユキに対する素直な気持ちを
再認識するのですが。

アユミがユキのサロンで話しているシーンで、
『Cry for the moon』や『幸せの定義』では
語られなかった、あの頃のアユミの気持ちを
初めて書くことができました。

アユミが女友達と語り合うシーンなんて、
今までなかったですからね。
『Cry for the moon』でユキと再会した時に
連絡先を交換したくらいだったかな。

アユミもあまり自分の気持ちを
表には出さないタイプで、
無駄なことはあまり言わない。

リュウトはアユミの心には最初から最後まで
トモキしかいなかったと思っていたけれど、
アユミは確かに、リュウトに惹かれていたと。
しかも初恋の相手だったんですねぇ。
知らなかった。
(あれ?書いたのアンタでしょ?)

アユミはユキが
リュウトを好きだったことにも、
アキラを大事に思っていることにも、
タカヒコとの結婚を躊躇していることにも、
更には気の進まない結婚話を断ることを
ためらっている気持ちにも気付いて。

人の気持ちに敏感なのかな?
それを踏まえた上で
先生のようにユキを諭すアユミって…。
ここまで来ると、女版ヒロさんですか?
……なんてね。

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