…… の、 定義
この話で一番の切ないシーンといえば
レナが出ていった部屋で、ユウが一人
テーブルの上に残されていた
部屋の合鍵とユウの車のキーを眺めて
呆然としているシーンと、
レナを想いながら後悔しているシーンですね。

もっと、レナを愛したかった。
もっと、レナに愛して欲しかった。

何よりも大切なレナを失ってしまって
二人で過ごした幸せな時間さえ
幻だったのではないかと思うほどの虚無感。

レナを信じる事ができず
ひどく傷付けてしまった事で
自分自身が深く傷付いてるユウ。
ユウの心の弱さが自分自身を追い詰めてる。

シンヤのおかげでそれは勘違いだったと
ユウは気付くわけだけど、
どんなにそばにいても
言葉にしなければ伝わらない事もある。
言葉だけがすべてではないけれど、
やっぱり言葉で伝える事は大事ですね。


< 15 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop