…… の、 定義
『ラスト・シーン』について。


アユミに失恋したリュウトが、
ヒロさんについて行こうと決めた後、
日本での最後のライブで演奏した歌です。


この歌は『恋の定義』でも登場しますが、
元々はリュウトがロンドンに渡る前に
作っていた曲なんですね。


自分らしくはなかった片想いの恋を
せめて自分らしく終わらせようと強がって、
素直な気持ちを伝えられなかったリュウト。

サヨナラと言う事も、
振り返る事さえもできなかった。

恋の終わりを悔やみ
今でも彼女を想い続けている事を
やはり自分らしくないと思ったからなのか、
この歌も女性目線で書かれています。


この曲を聴いたトモキは、
自分とアユミの恋の終わりを思い出しながら、
リュウトは本当は“行かないでくれ”と
言いたかったのかも…と心を痛めます。

リュウトにとっても、
トモキにとっても、
初めて本気で人を好きになったのに、
その想いが大切な人を傷付けてしまった
甘くて苦くて切ない恋でした。


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