意地悪くんと鈍感ちゃんの初恋物語
パンとドリンクの約束
「そういえば二人、見るたびいっつもお昼、パンだよね?
たまにはお弁当とかご飯もの、食べたくなったりしないの?」
「楽だし、パン好きだし!
毎日食べても飽きないよ?
それに家、朝はご飯派だから、昼はパンでいいのっ」
鈴木の素朴な疑問に、笑顔で答える立花。
「弁当作って持ってくる女子力ないしな~?」
「また言う! ふんだっ!
人のこと言えないでしょ?
なら、瀬田こそお弁当作って持って来たらいいじゃない!」
人こと言えないってお前な。
俺は、自分で作りたいわけでもないし、パンが嫌なわけでもないんだ。
ただ、たまにはお前の弁当が食べたいと思ってるだけ。
まぁまだ当分叶いそうにはない願いだけど。
たまにはお弁当とかご飯もの、食べたくなったりしないの?」
「楽だし、パン好きだし!
毎日食べても飽きないよ?
それに家、朝はご飯派だから、昼はパンでいいのっ」
鈴木の素朴な疑問に、笑顔で答える立花。
「弁当作って持ってくる女子力ないしな~?」
「また言う! ふんだっ!
人のこと言えないでしょ?
なら、瀬田こそお弁当作って持って来たらいいじゃない!」
人こと言えないってお前な。
俺は、自分で作りたいわけでもないし、パンが嫌なわけでもないんだ。
ただ、たまにはお前の弁当が食べたいと思ってるだけ。
まぁまだ当分叶いそうにはない願いだけど。