意地悪くんと鈍感ちゃんの初恋物語
「さっき体育館を出るときに、文化祭の実行委員が話してるのが聞こえたんだけど……。
ほら、カップルコンテストの上位がもっかい舞台上がるのは上がるんだけど。
それでね、一位の二人に、キスのアンコールを生徒祭でしちゃおっかって」
「えぇぇぇぇっ?!」
驚きすぎだ、落ちるぞ。
俺は慌てて椅子から落っこちそうな美空を引っ張り上げた。
「あ、ありがとう……って!
あんたがあんなことするからじゃないの!」
「お礼と文句を一緒に言うな」
どっちかにしろ。
鈍いくせに、時々器用だな、こいつ。
ほら、カップルコンテストの上位がもっかい舞台上がるのは上がるんだけど。
それでね、一位の二人に、キスのアンコールを生徒祭でしちゃおっかって」
「えぇぇぇぇっ?!」
驚きすぎだ、落ちるぞ。
俺は慌てて椅子から落っこちそうな美空を引っ張り上げた。
「あ、ありがとう……って!
あんたがあんなことするからじゃないの!」
「お礼と文句を一緒に言うな」
どっちかにしろ。
鈍いくせに、時々器用だな、こいつ。