意地悪くんと鈍感ちゃんの初恋物語
おかしな疑問と疑惑の翌朝
「瀬田、さっきから思ってたんだけどさ。
朝からそわそわしてない?
しかも俺めっちゃ話しかけてるのに、上の空じゃん!
ひどーーーっ」
立花ちゃんのこと以外にはクールなお前が珍しいのな、と目の前の高橋。
そして、あ、と声を上げた。
「さては立花ちゃんと、何かあった?」
「別に……」
頬杖をついて顔を背ければ、高橋ははいはい、とそれ以上に検索してこなかった。
ニヤニヤしていたけど。
そこへひょこひょこと、いつものように立花が登校してきた。
流石に何か言われるか?
「おはよう、瀬田」
「あ、おお」
「で? 昨日の帰り際のあれ、なに?」
は?
朝からそわそわしてない?
しかも俺めっちゃ話しかけてるのに、上の空じゃん!
ひどーーーっ」
立花ちゃんのこと以外にはクールなお前が珍しいのな、と目の前の高橋。
そして、あ、と声を上げた。
「さては立花ちゃんと、何かあった?」
「別に……」
頬杖をついて顔を背ければ、高橋ははいはい、とそれ以上に検索してこなかった。
ニヤニヤしていたけど。
そこへひょこひょこと、いつものように立花が登校してきた。
流石に何か言われるか?
「おはよう、瀬田」
「あ、おお」
「で? 昨日の帰り際のあれ、なに?」
は?