青空の君に。
パチンパチンッ
「強いな。」
「なにがー?」
「雨だよバカ。」
「バカじゃないし!!一応郁弥より点数いいからね!!」
「関係ねぇし」
そんなことを言いながらふたりで笑い合う。
…友真と…最近話してないな…
「……友真に、電話してこい。」
「……え?」
「仲直り。」
「……うん。」
冷たい風が流れる廊下に出てスマホで電話する。
プルルルルップルルルルッ
ドキドキする心臓
『もしもし?!』
「……もしもし」
『奈留瀬…?』
「…うん。」
『…奈留瀬。俺やっぱダメだわ…』
「え?」
別れる。なんて言わないよね?
『…奈留瀬が郁弥と仲良くしてんの見て俺…妬く…』
「強いな。」
「なにがー?」
「雨だよバカ。」
「バカじゃないし!!一応郁弥より点数いいからね!!」
「関係ねぇし」
そんなことを言いながらふたりで笑い合う。
…友真と…最近話してないな…
「……友真に、電話してこい。」
「……え?」
「仲直り。」
「……うん。」
冷たい風が流れる廊下に出てスマホで電話する。
プルルルルップルルルルッ
ドキドキする心臓
『もしもし?!』
「……もしもし」
『奈留瀬…?』
「…うん。」
『…奈留瀬。俺やっぱダメだわ…』
「え?」
別れる。なんて言わないよね?
『…奈留瀬が郁弥と仲良くしてんの見て俺…妬く…』