私の最初で最後の恋。~短編~
「うっ・・・嘘でしょ・・・!?私を・・・ど、どうしてっ・・・」

するとその男、泰[とおる]は、横に倒れ込み、朦朧とした意識のまま話し出した。

「うっ・・・ゴホッ、ゴホッ・・・良かった・・・無事で。

ずっと、悲しそうな顔・・・してたから、ゴホッ・・・心配してたんだ。」

そう言って、にっこり微笑んだ。

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