涙が枯れる日 Ⅱ【完】
―――カランカラン
飛真の店のドアを行き良い良く開けた…
「桜花ちゃん!」
そして嬉しそうに飛真が声をかけてきた
「いつもの」
私はそう言ってカウンターに座った…
「桜花ちゃん今日は来ないと思ったよ〜」
なんて言いながらいつものオレンジジュースを持ってきてくれた…
「起きたのが遅かったの」
「良く寝れたんだね!」
「あのね、昨日雷輝と話した」
私がそう言うと凄い驚いた顔をした
「えっ!?どうだった?何も無かった?」
なんだか心配している飛真は子供を心配する父親みたいで笑えた…。
「大丈夫だったよ?謝られただけ」