涙が枯れる日 Ⅱ【完】

**遥斗**






アメリカに行った俺は毎日桜花の事を考えていた





「そんなに気になるならさ?会いに行ったら?」




俺の事を見かねてか智が言ってきた。




「あぁ?そんな中途な事できるかよ」




「隠れて見れば良いんじゃないの?」



「そんな事してみろ」



「若がそれで気がすむと思ってるのか」



と隆が言った



「隆の言うとおりだな」




「そんな事で俺は桜花に会いに行かねぇ」





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