涙が枯れる日 Ⅱ【完】
「良かったね!退院!」
「うん!ありがとう!」
退院〜
うん?退院?
てことわ…?
「何赤くなってんの?」
遥斗と…
「何?橘君となにかあるわねぇ?」
「あ、そ…その。」
「エッチでしょ」
「な、な!もっとオブラードに包んでよ!」
「桜花達まだだったの!?」
「うん…」
「へぇ〜橘君なかなか紳士的ね」
「アハハハー」
「良かったね!橘君に美味しく食べてもらいなさい」
「もう!」
「ごめんごめん、退院できるといーね!」
「う、うん…」
「じゃ私はこの辺で帰るねー、何かあったら電話して?」
「うん!ありがとう」
「じゃ〜ね!」
「バイバイ」
つかさが帰ってからも私はずっとドキドキしていた…
気を紛らわすために眠りについた。