涙が枯れる日 Ⅱ【完】
私、ちょーーー恥ずかしいじゃん。
「うるせぇよ。邪魔しやがって」
「はいはい、早く行かないと親父さん待ちくたびれるぞ」
「分かってる」
再び歩き出す。
出来るなら今すぐにこの場から逃げたい
「気にすんな、襲うぞ?」
私を気遣ってか私の耳元で囁く遥斗
「なっ!?遥斗のバカ!変態!」
といい遥斗の顔をしばいた
「フッ、変態上道」
と無駄にかっこいい顔でキモイ事を言う遥斗にドン引きし、早歩きで歩いた