涙が枯れる日 Ⅱ【完】

**ナンパ**






一体、お父さんは何の用があってうちの学校に来ていたんだろう…






ちょっと気になりもしたが、きっとどうでもいい事だと思い忘れる事にした。






それにしても、今から何しよう…。






家に帰るのもいいが、用事を済ませたお父さんが帰ってきてしまうかもしれない。





そうなってしまったら、私はきっとまた、殴られるだろう…。





そんな事を考えると、むやみに帰りたくない。




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