涙が枯れる日 Ⅱ【完】
そんな事を考えていたら
「てめぇーら何こそこそ喋ってんだよ!なめんじゃねーぞ!?」
そう言って謎の男を殴ろうとしていた…
や、やばいじゃん!
何が大丈夫よ!
私の心配もよそに、ギリギリの所で避けた。
そして男の腕を掴んで
「おにーさん危ないじゃん。俺暴力とか嫌いだよ?」
な、何だか…謎の男の雰囲気が急に変わったような…
「あぁ?」
「俺と一緒にホテルで気持ちいいことする?俺どっいでもいけるけど?」
男に顔を近づけてそう言った謎の男…
その瞬間、男達は青い顔をした。
「俺、男では可愛いほうだよ?」
謎の男が男に迫って言った。
そしたら青い顔をした男達は一目散に逃げていった…