涙が枯れる日 Ⅱ【完】



智君の真剣な声を聞いたら分かる…。





遥斗が死んだと認めた瞬間、涙が流れてきた…。





「桜花ちゃん。遥斗が居なくても強く生きてね?遥斗はきっと、桜花ちゃんの事心配してると思うから…。」




「そうだね…。辛いのにありがとう…。じゃ切るね?」






「 ごめんね…。」




智君が小さい声で呟いていたなんて気づかなかった…。






ショックが強すぎてそれどころでは無かったから。



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