涙が枯れる日 Ⅱ【完】
**ドン底**
私はお父さんが死んでから学校を辞めた…
そして私は心に穴が空いた…
私は、この寂しさを埋めるため繁華街に向かった…
私が1人、ブラブラと歩いてると…
「おっ!かわいーねねぇちゃん」
いかにもチャラい男が声をかけてきた…
「…」
返事もめんどくさいから無視をすると、
「何無視してんだよ〜、これから暇っしょ?俺と遊ぼーぜ〜」
なんて言って腕を掴んできた…
きっと、抵抗しても無駄。
だったら…
「いいよ」
私がそう言うと、男は嬉しそうに私を引っ張って歩いた…
そして着いたのはラブホの前。