涙が枯れる日 Ⅱ【完】



「なんでそう思ったの?」



「そんなの何となくだよ、なんとなく。」





なんとなくでそんな事が分かるのだろうか…





「そうだね…だったら、飛真もでしょ?」





私がそう言うと飛真は、やっぱりかっと言いたげな顔で




「そうだねー…」



と言った






「飛真は、何だか私に似てる何かを持ってるような気がするんだ…」



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