涙が枯れる日 Ⅱ【完】
**穴**
飛真と喋っていた時は安心できて忘れていた…。
家に1人で居ると、どうしても孤独感が襲ってくる…。
そしてダメな事ばかりを考えてしまう…
遥斗が居たら私は変わってたかな?
天龍の姫にならなかったら変わってたのかな?
私はふと、ケータイのデーターフォルダーから遥斗との写真を見た…
―――ポタ ポタ
あれ…?
私…泣いてる…?
どうして?
なんで泣いてるの?